2014年03月26日

大和和紀「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」その36感想〈BE・LOVE2014-06〉

「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」 〈伝その36 嵐のまえ〉
大和和紀(36ページ)
「BE‐LOVE(ビーラブ) 2014年3月15日号(6号)」講談社(3月1日発売)

《感想》
淀殿を大阪に追いやったあと、家康が趣味の薬作りをしているのが細かい描写。

男に生まれなかった自分が口惜しいと歯噛みする淀殿だが、男だったら自分が生まれた小谷城が落城したときに父や兄と一緒に処刑されていただろう。女だから生き延びて、有力者の寵愛で地位を得た人なんですよね。

2014年5月に「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」 9巻発売予定。33話から今回の36話まで収録。

★次回掲載は2014年10号(2014年5月1日ごろ発売)。

イシュタルの娘〜小野於通伝|作品紹介|BE・LOVE|講談社コミックプラス
(出版社公式ページ)

《あらすじは続きへ》
《あらすじ》
秀吉の死が公表されたのは5ヵ月後の慶長4年1月。

秀頼の後見をまかされた前田利家と徳川家康が淀殿の元を訪れ、淀殿と秀頼を伏見から大坂城に移るように説得する。秀吉の遺言で、秀頼は十五になるまで大坂城で利家が育て、政務は伏見で家康を含む五大老・五奉行が担当するという。
女と侮る家康の態度に怒りながら、淀殿と秀頼は大坂城に移る。
さっそく家康は自分の六男と伊達政宗の姫の縁組を決める。

いたずら盛りの娘でにぎやかな於通の家。信尹が近衛家に戻って留守になるとさびしくなり、通い婚のようだと話す於通と信尹。

ひさびさに宮中に参内した信尹。主上にも公家たち頼りにされ、九条兼高(九条稙通の養子)と公家や武家の動静を語り、徳川家康に注目する。

於通がひさしぶりに「源氏講座」を再開したところ、斎藤ふくがあいさつにきた。十八になったおふくは親族の決めた縁談で、稲葉正成(小早川秀秋の家老)の後妻として嫁ぐことになった。勉強を続けられない、女は男に養われなければならないといわれるのが口悔しいというおふく。嫁になど行きたくないと泣くおふくに、いつかきっと会おうと励ます於通。

信尹が於通に家康の印象を尋ねる。於通の「目」にはこの世を変えるほど大きな強いものが見えていた。家康の動きに不審を持つ信尹は於通をつうじて、忍びのぬばたまに大坂城を探るように頼む。

五大老五奉行がそろって、家康を大阪に呼びつける。家康が勝手に縁組をしたり知行を与えたりして味方の勢力を拡げる動きを追求されるが、家康はやんわりかわして伏見に戻る。
利家にもとに諸将が集結したり、石田三成が家康の暗殺を企てているという情報が家康に届く。家康は息子の秀忠に、妻子を連れて江戸に移るように命じる。

《戦国時代の着物などの参考文献》
時代考証・日本文化/和服参考文献@夏貸文庫

《小野於通関連書籍》
小野於通(おののおつう/小野お通)に関する書籍
posted by 詞己 at 18:15 | TrackBack(0) | 「イシュタルの娘」感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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