2017年06月21日

大和和紀「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」その61感想〈BE・LOVE2017-10〉

「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」 〈伝その61 おなごの一生〉
大和和紀(36ページ)
「BE‐LOVE(ビーラブ) 2017年5月15日号(10号)」講談社(2017年5月1日発売)

《感想》
表紙イラスト+巻頭カラー1ページ。

高台院(於ね)、江与、出雲阿国。
於通と同時代に生きた女たちが次々に逝く。

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BE・LOVE 2017年10号 5月15日号 [2017年5月1日発売] [雑誌]
【アマゾン】電子書籍版あり

★次回掲載は2017年14号(7月1日ごろ発売)。

「イシュタルの娘〜小野於通伝〜」大和和紀|BE・LOVE|講談社コミックプラス
(出版社公式ページ)
※第1話試し読み。最新話のダイジェスト。

BE・LOVE|講談社コミックプラス
雑誌公式サイト

《あらすじは続きへ》
《あらすじ》
女一宮を生んだ女御和子の母代として、また徳川の祖・家康の妻として、於阿茶局が従一位に叙せられる栄誉にあずかる。
その翌年、太閤秀吉の正妻・高台院(於ね)が82歳で亡くなる。

さらに翌年、於通の孫息子・太郎が病気で突然亡くなる。袴着(男子3歳の祝い)をすませたばかりで、太郎の両親の於図と信政は嘆き悲しむ。
とりみだしていた於図は、仕事に没頭することで悲しみをまぎらそうとする。
流行の結い上げ髪姿の於図に驚く於通。父親の信尹も傾奇者だったとあきれていたら、ばあやから、於通も若いころは流行に飛びついて血は争えないと指摘される。

後水野尾帝が、先帝の弟・八条宮の若君を猶子(跡取りにする養子)にしたことで、京都所司代(江戸幕府の出先機関)が問題視してきた。八条宮が豊臣秀吉の養子だったことで、いまだに影響を恐れていた。
徳川家をなだめるため、和子を中宮(帝の妻の最高位、皇后)に叙する。

中宮和子が二人目の女宮を出産。
男児が生まれないことを心配する秀忠に、家光の乳母・おふくが陰謀を実行する許可を引き出す。
御所にいる手下の初島に指令を出し、妊婦や新生児が狙われ続ける。
赤子が殺されることに心を痛めていた和子が、ようやく男皇子を出産する。生まれて間もなく親王宣下され皇太子・高仁親王となる。
江戸城に皇太子誕生の知らせが届いたころ、和子の母・江与が亡くなる。

高台院、江与と、於通と同じ時代を生きた女たちが去っていく。
於通が供周りを連れて夜道を歩いているうちに、北野天満宮にたどりつく。
若者に絡まれていた老婆が、ここで踊っていた出雲阿国の名前を出し踊り出す。若返った姿で見事に舞う女に、その場にいた人々がくぎ付けになる。
女が消えた後、於通は阿国が天に帰ったことを悟る。

江戸では亡くなった江与に変わり、おふくが大奥取締役として実権を握る。

後水野尾帝は2年後に高仁親王に譲位することを幕府に認めさせる。
やっと心穏やかに過ごせると思ったところで、帝が突然体調を崩して倒れる。

《戦国時代の着物などの参考文献》
時代考証・日本文化/和服参考文献@夏貸文庫

《小野於通関連書籍》
小野於通(おののおつう/小野お通)に関する書籍

信尹の素顔と太郎姫『三藐院 近衛信尹―残された手紙から』前田多美子〈思文閣出版〉

posted by 詞己 at 14:45 | TrackBack(0) | 「イシュタルの娘」感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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